ブレア時代のイギリス

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ブレア時代のイギリス 岩波新書 新赤版 (979) 山口 二郎 (著)

現在のイギリス情勢をわかりやすく解説したものだと思います。ブレア首相が主張する新自由主義の矛盾、日本やアメリカの情勢との比較など、「なるほど~」と納得。イギリス労働党が推し進める政策と教育ってやっぱり関連はあるんですよね。Citizenshipなんかが典型例で、労働党が理想とする社会をこのような教科で教えていくわけなんですよ。日本も階層化社会になっていく様相ですが、このような小泉さんの「鶴の一声的思いつき政策」や行政組織で、最近報道された「やりたいことがない・向上心のない」日本の子供たち、特に下層部の子供たちの向上心・動機付けができるのだろうか?とこの本のイギリスの例を読みながら思ってみたわけで。

追記:この本の教育行政のところにGCSEが「日本の大学入試センター試験」と紹介されていたけれど、「これって勘違いじゃないの?」とちょっと思ってみたり。
GCSEとはGeneral Certificate of Secondary Educationの略で、義務教育が終わる16歳に受ける試験のことを指します。直訳すれば「中等教育修了試験」ですが、日本で言えば中学校卒業段階の試験。大学入試センター段階の試験は別にあってGCE(General Certificate of Education) 通称A-Levelというものが存在します。A-Levelの内容は高等教育並みの専門的なものなので結構ハイレベルな問題。
確かにGCSEのスコアはイギリスの学歴社会においては進学・就職と一生ついて回るものなのですが、15~16歳の間に各科目1回しか受験できず、再受験不可。日本のセンター試験のように「今年失敗しちゃったから来年頑張ろうかなぁ」ということができないという恐ろしさあり。しかし「センター試験と同じ」って....(まだ言っている:笑)

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このページは、emmyが2006年3月12日 10:50に書いたブログ記事です。

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